インプラントセミナー

今日は月に1回、土日を使って行われるインプラントセミナーの日でした。

土曜日の診療を休みにしての参加なので、当院に来てくださる患者さんには申し訳無いですが、安心・安全なインプラント手術を行うためにしっかり勉強します。

 

f:id:cadcblog:20150307163638j:plain

歯科医療の進歩は日進月歩なので、こまめなアップデートが必要です。

矯正はブラッシングが難しい

矯正中の患者さんは歯を磨くのが難しいです。

ブラケット(ワイヤーを歯に固定する装置)は凹凸があり、更にワイヤーが邪魔して、どうしても磨き残しができやすいのです。せっかく歯並びが綺麗になっても虫歯だらけの歯では、審美的に良くないですよね。

矯正中の患者さんには、音波歯ブラシの使用をお勧めしております。最近では矯正中に適した歯ブラシヘッドもラインアップしているので、昔に比べて随分と歯磨きが楽になっています。

当院で矯正治療中でない患者さんでも、ブラッシング指導致しますので、是非ご来院ください♪

磨き残し

歯周病の状態が安定して定期的に来院されている患者さんには歯垢染め出し液を使って磨き残しの確認を行っています。プラーク歯垢)が歯の表面に残っている場合、そこだけ赤く染まる、あの液体です。

「子供の頃歯医者さんでしたことがある!」という患者さんが結構いらっしゃるのですが、大人になってからもとても重要なことなんですよ。

f:id:cadcblog:20150227163622j:plain

磨けていないところは虫歯や炎症が起こりやすい事を患者さんに認識してもらうことで、毎日の歯磨きが驚くほど上手になります。次にまた染め出しを行うと、ほとんどの患者さんは改善しています。

私たちの歯磨き指導で患者さんのお口の健康が維持出来ると思うと、とてもやりがいがあります♪

 

 

型取り

 歯を削った後や入れ歯を作るときに、ピンク色の冷たい材料で型取りをしますよね?

大抵は既製品の型枠(写真右)を使って型取りをするのですが、精密な模型が必要な場合や歯ぐきの動きを表した模型を作りたい時は、オーダーメイド(写真左)の型枠を使って型取りをすることがあります。特に取り外し式の入れ歯は、よく噛めて違和感がないものにするために、一度既製品の型枠で大まかな型取りをした後、その型を使ってオーダーメイドの型枠を作り、もう一度型取りをする必要があります。

f:id:cadcblog:20150226211645j:plain

大抵の歯科医師はこれを技工士さんに頼んで作ってもらうのですが、私はすべて自分で作っています。経費削減の目的(笑)もあるのですが、それよりも患者さんのお口の中をよく知っているのは私なので、頭の中に入っている情報と模型の情報をうまく合わせながらこの型枠を作っているのです。

 

診療が終わった後もこういった技工を結構自分でやっているので毎日帰るのが遅くなりますが、良い入れ歯がはいって患者さんが笑顔になることを想いながら頑張っています!

訪問歯科

C.A デンタルクリニックは訪問歯科診療も行っているのですが、治療以外にも、誤嚥性肺炎を予防する一助として専門的な口腔ケアを行っています。

現在では数十名の高齢者の所に訪問し歯科治療や口腔ケアをして、それなりに成果をあげてきました。


本日、その患者さんのお一人が永眠された事を知りました。肺炎で入院して一週間でした。寝たきりで意思の疎通も難しく、特に肺炎のリスクが高いと判断し口腔ケアにも力を入れていた方だったので、残念でなりません。


もっと出来ることがあったのかと考えさせられます。これからより肺炎でお亡くなりになる方を少なくする

為に、もっともっと勉強していきたいと思います。


Keynoteで作成中

診療が終わって患者さんにプレゼンする資料をKeynoteで作成していたのですが、今更ですがKeynoteはよくできていますね。いままでずっとパワポ派だった私にしてみれば、スタイリッシュで洗練された完成度の高いプレゼンが、ぐっと簡単にできてしまう気がして(気のせい?)作っていて楽しいです。操作性もよく、途中で保存するときも簡単にiCloudにアップできるので、思いついたときに思いついたことを移動中でも家でも書けるので本当に気が楽、便利です。

さて、どんなプレゼンを作っているのかと言うと、「自費治療のオプションについて」です。保険診療では使用出来る材料や方法が限られているので、審美性、機能性、安定性の全てを網羅しようとなると、どうしても保険診療の範疇を超えなくては達成できない場合があるのです。

この事をいかに患者さんに分かってもらうか、わかりやすく説明できるように目下作成中です!

歯科に使われる金属について

 口腔内に装着される保険で使用する金属は銀を主成分として、パラジウム、銅、亜鉛などの成分が含まれています。これらの金属は硬さや錆防止、価格の面から考えて混ぜ合わされたものであり、アレルギーや全身への影響を第一に考えられたものではありません。ここに保険で使用される金属のメリットとデメリットを挙げます。

 

■メリット

1)安価

■デメリット

1)アレルギーの可能性

2)内側が虫歯になっても分かりにくい

3)歯と金属の間に隙間ができやすい

4)噛み合わせの歯を痛めることがある

 

つまり価格の面でしかメリットは無く、デメリットの方が多いと考えられます。

ご自分の体の一部になる物ですので、今一度考えてみてください。